米麺の製造設備
米麺製造設備の概要
皆様の手で米麺を!
お米の消費拡大・稲作農業の活性化を目的として、当社が開発したお米を麺に加工する技術(米麺製造技術)の紹介です。
この技術を用いた米麺製造機械は、稲作農業の盛んな地域に、その地域で収穫されたお米を利用し、その地域の皆様方の手によって米麺を製造していただけるよう、農業団体及び機械メーカーと当社が共同で開発致しました。
- 製造設備は、米麺製造に特化した特別仕様設備
- 玄米から一貫して米麺の製造販売が可能
- 精米・製粉機から米麺製造に至る総ての設備構成
- 殺菌処理装置により、常温保存6か月の米麺
- 野菜・果物・玄米を混合した独自の米麺
- 設備は、農産加工場などを改装して設置可能
- 大量の水を使わず、排水処理は家庭の排水並み
米麺製造工程 特許第3668379号
米麺製造設備の特徴
当社では、玄米から米麺を製造できる一貫した設備。精米・製粉から米麺製造・包装殺菌など一貫してすべての設備機材を提供しています。
米麺製造設備仕様
(1)米麺専用製造設備
番号 | 設備名 | 規格・仕様 | 備考 |
---|---|---|---|
@ | 米麺専用精米製粉機 | 40kg/時間 | 玄米から精米→製粉(0.2mmスクリーン) |
A | 米粉粒度調整機 | 30kg/時間 | 米粉の粒度調整 |
B | 米麺専用ミキサー | 50kg用 | 速度調整機能付 |
C | 米麺製造押出機 | 40k/時間 | 混合押出し機能 |
D | 米麺製造転圧冷却機 | 40k/時間 | 麺帯製造 |
E | 米麺専用麺線切出し機 | 400食/時 | 麺線切り出し |
F | 殺菌庫 | 同時殺菌800食 | 蒸気殺菌装置90℃、90分保持 |
(2)米麺製造附属機械器具
番号 | 設備名 | 規格・仕様 | 備考 |
---|---|---|---|
@ | ボイラー | 200kg/時間 | |
A | 冷蔵庫 | 1.8m×1.8m | 麺帯配置棚付き |
B | シール機 | 印字装置付 | |
C | 蒸し台 | SUS製 | セロベーター |
D | 蒸し台専用架台 | SUS製 | SUS製 |
E | コンテナー用ステンレス台車 | SUS製 | 15台(運搬用含む) |
F | ばんじゅう用ステンレス台車 | SUS製 | 5台 |
G | 専用作業台 | SUS製 | SUS製 |
H | 米麺専用切刃 | No.18・10・5 | 3台 |
I | コンプレッサー | 8kg/cm² | |
J | 麺帯棒 | 70mm径 | 樹脂製麺帯巻取り用 |
(3)米麺製造用備品
番号 | 設備名 | 数量 | 備考 |
---|---|---|---|
@ | 麺コンテナー 5型 | 150 | 殺菌用 |
A | 大型ばんじゅう A | 20 | 混合原料入れ |
B | セイロ 1型 | 10 | 蒸し用 |
C | 大型ハンドカー | 1 | 台車 |
D | デジタル秤 | 2 | 粉体計量(30k仕様) |
E | デジタル秤 S-BOX | 4 | 麺計量用(3k仕様) |
F | 作業台 キャスター付 | 3 | 作業用 |
G | 作業台 キャスター無し | 1 | 作業用 |
H | 木製セイロ用蓋 | 1 | 蒸し蓋 |
I | セイロ用竹すだれ | 20 | 蒸し用 |
J | ライスネットメッシュ | 10 | 蒸し用 |
K | SPラベラー 7L | 1 | 賞味期限刻印用 |
L | 2槽シンク | 1 | 機具洗浄用 |
M | 床清掃掃除機 | 1 | 清掃用ウエットタイプ |
(4)オプション
番号 | 設備名 | 数量 | 備考 |
---|---|---|---|
@ | 自動包装機 | 1 | |
A | 焙煎装置 | 1 | |
B | 焙煎米専用製粉機 | 1 | |
C | 米麺試作ミキサー | 1 | 混合容量5k |
D | 金属検知器 | 1 |
● 米麺製造設備の販売および製造技術指導について
当社は現在、米麺製造に係る製造技術指導及び米麺製造機械の販売を行なっております。
米麺製造に必要なお米は、古米及び古々米が適しており、新米は米飯向けに販売され、残った古米(翌年新米収穫時以降)を米麺として販売されることにより、古米の付加価値を上げることが可能となります。
また、地域の特産物を混合し、新たな特産物を創ることも可能ですし、地産地消運動に有効な手段となります。
本米麺製造設備が、皆様方地域の農業の活性化・地域の振興に役立つことを願ってやみません。
なお、米麺製造機械は、所定の手続きを行っていただければ見学ができます。お気軽にお問い合わせ下さい。
また、お米(米粉)をお送り頂くと、米麺の試作(サンプル)も承っております。